2013年9月29日日曜日

パンドラの夜

行って来ました、広島109。
公共機関を使って行きました。最寄りの駅から徒歩3分の歌い文句はウソじゃなかったよ。いつも映画といえば広島バルト11で見てしまうので、実は広島109は初お目見えなのでした。

非常に見やすい位置だった席に安堵し、開演間近周囲を見回すと男女比率が2:8くらいで、やはり女性が大勢を占めていました。 
※以下、ムービー内容に突入 ↓ ↓ ↓



パンチドランカーという113本の過酷なツアーをメンバー、スタッフ、関係者があの当時を振り返りつつ「今だから」言える、「今だから」こう思えるという貴重な証言を各所に散りばめ、イエローモンキーファンにとっては非常に興味深いドキュメンタリー映像に仕上がってました。
ツアーのとっかかりは、「外タレを目指して(=意識して)ツアーを行う」という所から始まった感があるが、実際始まって何本かのツアーをこなして行くと、それが無謀だったとも思える程に肉体的精神的に過酷過ぎるほどの日々の始まりだった。
勿論、年間通じての超ロングツアーなわけで(※勿論、ツアーだけのスケジュールじゃないし)、いい内容のライブもそうでない内容のライブもあったわけで。
けれど、まず半年過ぎたあたりから、超ロングツアーの為、メンバーはじめスタッフの結婚されてる方は本当にしんどかったらしい。(殆ど家に帰れないから)
特に、吉井さんの自伝本にも大変詳しく書いてあるけど、そのツアー最中に奥様が精神的に参ってしまってとても一人にはしておけない状態になって、ツアーに帯同して連れて回るという、ちょっと考えられない異常な事態が起こり、連日のライブを行いながら奥様を支える吉井さんをメンバーやスタッフ達も総出でカバーするという状態に。
そこは「バンド」というチームプレイで皆で支えあいカバーしながら乗り切ったんだろう。改めて当時をスタッフの言葉やメンバーの言葉表情で語られると、その大変さが思いやられた。
吉井さんはいつでもバンドの中心であり、バンドの中心であるということは、全ての物事を創り出す責任を一身に負う立場なわけで。
だけどフィルムの中で、楽屋の中やツアーのロード上、吉井さんはいつでもおどけた仕草や言葉で周りを笑わせていた。
勿論、そんな吉井さんを受け止めて、たわいも無い会話に笑い相槌を返す。そんなのも逆にメンバーのメンバーなりの気遣いや支え方だったんだろうと私は思う。

画面にフジロックの楽屋場面が映し出されて、条件反射的に自分の体が少し緊張した。大雨の中、大物スーパー外タレバンドに挟まれての出演順番。
あの順番は実は大森社長が希望した順番だったとのことだったけど、メンバーにとって良かったのか悪かったのか。
私は、なんで無理くりそこにしたのよ、しゃちょーー!と、もしもタイムマシンでフジロック前に行くことができて事態を変えられるようなドラえもんの道具を持ってたとしたら、絶対大森さんに面と向かって問い詰めた挙句あらゆる手段を使って、イエローモンキーの登場順番変えてやるのに、と画面を見ながらそんなことを思ったよ。
勿論、当時社長は良かれと思ってそういう演奏順番を希望したわけだし。
あの日あんな記録的な大雨の大荒れ天気になるなんて予想できなかったわけだし。
でも、演奏前の楽屋でのメンバー。特に吉井さん、緊張が漂ってるし。軽口にもそれが表れてるし~。
だけど、一番胸を打たれたのが、演奏後の楽屋での吉井さんの表情。
なんといえばいいのか。ちょっと目を見開いて少し呆然としたような感じで一点を見つめ無言な吉井さん。スクリーンでそんな吉井さんを見て胸が疼いた。痛かった。
スタッフの話からすると、勿論てんで出来が悪いというわけではなく。
むしろ舞台袖にはわらわらとレッチリ等のメンバーがイエローモンキーの演奏を聴きに(見に)集まってたらしいし。

あとはやはり吉井さんの自伝で読んだスタッフの小松さんが奈落に落ちてしまって事故で亡くなられたこと。ここは、関係者方々の何ともいえないつらい、決してこれから先も忘れることのない悲しい思い出として残るのだろうけど。勿論、絶対メンバーも忘れはしない。この部分は、引き込まれてしまって、皆さんのそれぞれの真摯な思いをただ傾聴するしかなかった。

そして、これからアリーナツアーにさしかかろうとするところで、吉井さんの「このツアーは失敗でした」発言。吉井さんにはこれまでの長いツアーを通して色んな思いがあってのこの一言だけど、言われたファンにとってはびっくり発言。メンバーもどうリアクションしてよいのかとまどうし、社長も困るし。

「得るものよりも失ったものの方が大きかった」というこの一文にパンドラツアーの真実が集約されてしまう・・・・・けど。

いよいよアリーナツアーに突入し、とうとう一本も飛ばすことなく(まじで奇跡)3/10に横浜アリーナで最終日を迎え、それが素晴らしいライブDVD作品となって私たちの手元にあるわけだけど。全ての労苦や悲しみ絶望、でも希望も喜びもすべての感情が織りあがった状態になって、あらゆることが昇華されてのあの最終日だったんだと思う。 スクリーンから流れる「SO YOUNG」を聴きながら、彼らの黄金の日々の過ぎ去る瞬間が見えたような気がした。


----------------


以上が、パンドラムービーの概略であり見ながら思った自分の思いをつらつら書き出してみた。

しかし、映画館なので言うまでもなく画面はでかいし、何よりかにより「音」が良かった。ライブでの演奏場面もあちこちにちりばめられてあるのが流れる度に、音の迫力に感激。臨場感が溢れ出てるやん。これ聴けただけでも良かった・・・

いや、まずこれを書かなくては!(鼻息)
ムービーが始まった、と思いきや、カメラが!
カメラのピントが!
常に、エマさんを狙い撃ちしてることに嬉しくて後ろに倒れそうになる。
いえ、勿論、トータルしたらそりゃあロビンが一番映ってることに間違いないけど、それはともかくとして(←ともかくなのか!?)、やたらめったらエマさんがどこを見ても常にスクリーン上に映っているという、私にとりましてはうひょうひょに飛び上がりたくなるのを押さえつけるのが苦しくなるほどだった・・・・という、ウハウハに嬉しい時間が約2時間続いたことに。(感涙)

始まったすぐに赤坂ブリッツでのライブが映し出され、ほ~と思って見てたらいきなりまさかの「SUCK OF LIFE」が流れ出すという、冷や汗たらりなスターティング。
観客みんなイエローモンキーのファンもしくは興味のある人というか認識している人ばかりだから、私が焦る必要などこれっぽっちもないのだけれど、いきなりロビンとエマのかなりの絡みが大きなスクリーンに写しだされると正直ちょっと焦りました;
しかし、流石の迫力ですぐに引き込まれてしまい、二人の舞台上での堂々とした官能炸裂プレイが圧巻でした。(ため息)

いや、サックがどうこう言いたいのではなく!
エマさんが、それはそれはそれはそれはそれは、それはですね、今さらながらにもかかわらず、しつこいと怒鳴られても 書 か ず に は い ら れ な い 程 、
美しい !!!!!!!!

んだようようようようようようようよう・・・・・・・・(ああ、叫びたい)

そうなんです。全編にわたって、それはそれは造形美の極致と声を大にして世界に今さらでも言って回りたいほどの、お美しいエマさん。

私は、楽屋で白いざっくりしたセーター着てたエマさんを、ひっ捕まえて家に連れ帰りたいっ、と心の中で30回ほど呟く始末。ななな、なんちゅう麗しさ。ほわ~んとしたゆったりした柔らかな感じのエマさんにハートがノックアウト。

現在の4人がボーリング場に集まって、ボーリングしながらのおしゃべり。
恐竜をかたどった子供用のボーリングの道具を使って、ボールを送り出す現在のエマさんの 恐 ろ し い ば か り の 可 愛 ら し い こ と 。
ガクブル   \(;;)/   (←お手上げ状態)。
もう、もうどうにでもしてっっ!!!

なんじゃあこりゃああああああああ   (by松田優作)
ごめん、ロビン。私の眼には、一月前の吉川晃司さまライブの時と同様、エマさんが99.8%を占める始末。すまん、アニー。許して、ヒーセ。


・・・・・と、ここまで書いて時計を見たら、もう3:00AM間近だわ;
寝なきゃ;

先日発表があった、パンドラムービーDVD化ということで。
しかも、ロンドンでのアストリアライブがフルで映像化(でしたよね?;)ということで、うわ~~~まだまだ続くわイエローモンキー20周年祭り。
もう、やるならとことんやるべし!やるべし!

購入致します。
もうじき、エマさんのbrainchild'sのライブDVDも出るし~。
年末になっちゃったけど、晃司さまの今年のライブDVDも出るし~。


・・・・「働けど働けど、じっと手を見る・・・・・・・」よね。
いいんだ!幸せだから~~~~~~♪
































2013年9月28日土曜日

パンドラ間も無く上映

今日は待ちに待ったイエローモンキーのパンチドランカーツアーのドキュメント映画の上映日。8月以来ずっと、諸々忙しくて体力気力がブログ書くまで持たなかったけど、広島でせっかく見れるこの佳き日、もちろんチケットゲットだよ!

主人はゴルフ、娘たちは私の実家に喜んで行ってくれたので、これから心置きなく用意して、広島109に行ってきます〜。広島は完売したと聞きました。嬉しい。他の濃いイエローモンキーファンの方々と一緒に見るのは初体験なので、これまたすごく嬉しい。

待ってて、広島109!